ロックとお酒とバイクを愛するロマネスクのマスターは、レッド ツェッペリンとスズキのバイクがお気に入り!

ピーター・グラントの愛車

ピーター・グラントの愛車

「Led Zeppelin The song remains the same」
日本では、「永遠の詩」「レッド・ツェッペリン熱狂のライブ」ともいわれています。
ちょっと前までのロックファンだったら、レッド・ツェッペリン・ファンならずとも
知らない人はいなかったほど有名な映画です。

Led Zeppelin The song remains the same

映画は、ステージ映像以外のプライベートな部分も含まれていて、レッド・ツェッペリン・ファンにとっては貴重な映像です。
幻想的に脚色された部分や、完全なフィクション映像もあるのですが、レッド・ツェッペリンのメンバーの私生活を垣間見ることのできる唯一の映像なのです。
マネージャーのピーター・グラントはこう言っています。

「世界一、金のかかったホーム・ムーヴィーだね」

これは、自慢して言っているのでは無く、制作に膨大な時間と無駄な手間がかかったことに対する皮肉のようです。

さて、レッド・ツェッペリンのメンバーの中で大の車好きといったら、
このピーター・グラントと、ジョン・ボーナム。
「永遠の詩」の中に、彼らの愛車が何台か登場しますが、ピーター・グラントから検証していきます。

どの車も、ふだんボクたちの周りでは見る事の無い、ファンタスティックな車ばかりです。
なかには、「あの車たちは、映画の撮影用だろう?」
と思っている方もいるかもしれませんね。どうなのでしょうか?

まず、映画の冒頭シーン。
ピーター・グラントとロード・マネージャーのリチャード・コールたちがギャングを演じています。マシンガンを携えて、アル・カポネ時代のクラシック・カーに乗り込む場面。

このシーンについて、映画「永遠の詩」当初の監督だったジョー・マソッドはこう語っています。(なぜ当初だったか?というと、Whole Lotta Loveの全編収録に失敗し、これがグラントの逆鱗に触れてクビになったのでした!撮影済フィルムを大量に紛失した、との説も)

「ピーター・グラントは、どうしようもないクラシック・カーのコレクターだ」

どうやら、このクラシック・カー、1928年型ピアース・アローは本物の
ピーター・グラントの愛車のようです。
下の写真は1927年型です。ラジエターの上のカーマスコットがまだありません。

1927年シリーズ36
1927年シリーズ36

さて、ピアース・アローとは、どんな車なのでしょうか?
ピアスアローは当時、パッカード、ピアレスと合わせて“スリー P”といわれたアメリ力の超高級車。
その品質や格式の高さは、ロールス・ロイスを上回る厳重かつ贅沢な品質管理のうえに成り立ち、信頼性においては他車を寄せつけなかった。
パワーブレーキ、油圧タペット、アルミを使用した軽量ボディなど技術的にもすぐれ、
すばらしい乗り心地だったそうです。

「永遠の詩」に登場した1928年型には、下の写真のカーマスコットがありました。

カーマスコット

どうですか? これを見ただけでピアース・アローがどんなに素敵な高級車だったか、じゅうぶん想像できます。

そして、映画の次のシーン。
ピーター・グラントが奥さんを車に乗せて出かけます。
今度は、グリーンのオープンタイプのクラシック・カー。
これは、ちょっと車に詳しい人だったらすぐに「ベントレー」だと分かります。

ベントレーは1924年~1930年にルマンで5回の優勝を飾っています。
クラシック・カーのコレクターだったら、この時代のベントレーはぜひとも欲しい一台でしょう。これも、本物のピーター・グラントの愛車にちがいありません。
フェンダーの形状が、下の写真の1926年型ほど丸みが無くて平べったいですね。
1924年型でしょうか?

1926年ベントレー
1926年ベントレー3リッターツアラー フリーストン&ウェッブ製

ただ、この時代の車はボディーは別会社が作る場合が多かったようだし、高級車は、オーナーの好みで細部をオーダーするのが普通です。
その後も転々とオーナーが変わった場合は、さらにオーナーの好みでパーツを変更するでしょうし、ボディー形状で年代を特定するのは、むずかしいでしょう。

この車、今買うといくら位するんでしょうか?海外のオークションサイトで調べてみました。

1926年型ベントレー

どうやら一千万以上はするみたいですね。

ちなみに、若き日の 白洲次郎はイギリス留学時代に1924年型を乗り回していました。この車は、今では「くるま道楽」というショップ(株式会社ワク井商会)が所有していて、
各地で開催される展示会などで見ることができます。

1924年型ベントレー
白洲次郎の愛車 1924年型ベントレー

このベントレーには、ただものでは無い男たちを魅了する何かが詰まっていたに
違いありません。
プラモデルもあります。どれも1930年型ですね。

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